Kylie Minogue: Aphrodite

EMI 2010

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Kylie Minogueのウィキペディアを見て驚いた。彼女のアルバムは、殆どが全英トップ10入している。一番低くて15位だ。20年以上に渡ってこれだけ安定したチャート・アクションを記録するのは並大抵ではない。

彼女はシングル、アルバムのリリースを重ねる毎に、万人を惹きつける『魅力』を強固にしてきているようだ。理屈ではなかなか上手く説明できそうにないが、彼女はヴィジュアル面も含めて『やっぱカイリーはなんか違う』と思わせる『カリスマ性』のようなものを持っている。実験性や先鋭的な事を売りにしている訳でなく、ポップ・スターとしてそれを確立できている女性は、彼女とMadonna、Janet Jackson位ではないか?

そんな彼女の11枚目のアルバムは、Stuart Price全面プロデュース作。タイトルは『アフロディーテ(美の女神)』。大胆と言えば大胆だが、『確かに』とも頷けてしまう、そんなオーラを今の彼女は纏っている。1曲目の“All The Lovers”は、そんなアルバム・タイトルに相応しい優雅な佇まいを感じさせてくれる秀逸な曲だ。もちろん魅力的なのはこの曲だけではない。どれがシングル・カットとなってもおかしくない曲がズラリと並ぶ。全体的にメロウ且つ洗練された雰囲気を漂わせているが、彼女らしい『セクシーさ』と『華やかさ』も損なわれていない。流石はStuart Price、分かってらっしゃる。

因みにこのアルバム、彼女にとって9年ぶりの全英No.1アルバムとなった。本物の『アフロディーテ(美の女神)』となる日も近そうだ。